涙が溢れた最高の笑顔
8月23日 日曜日のこと。
心臓移植後のなおちゃんの笑顔を
初めてテレビを通じて拝見し、涙が溢れた。
今年の3月より応援していた、
心臓病の、なおちゃんが多くの方々の祈りと共に
7月28日に渡米し、8月7日にドナーより提供を受け
8月8日に心臓移植が行われました。
その後、長い間補助人工心臓に頼っていたことが
原因らしく、術後心臓の機能がなかなか回復せず、
昏睡状態だと言う記事を読み、
毎日心配と祈りの繰り返しでしたが、
昨日24時間テレビで、なおちゃんの術後の
笑顔の写真を拝見し嬉しさで涙が溢れました。
なんて、可愛らしい笑顔なんでしょうか
本当によく頑張りました
本当に良かった
支えて下さった皆様に本当に感謝の思いでした。
なおちゃんは今は幼いですが、
多くの方々に支えられ、1人の幼いドナーによって
受け継がれた大切な命と知る時がきますが、
きっと素敵な女性に成長することと思います。
今はアメリカでの治療を終えて、
無事に日本に帰ってくる日を心待ちにしていますが、これからは沢山の幸せを感じてほしいと願っております。
♦︎下記は、ご両親からお礼とご報告のメッセージです。
当たり前のことは奇跡なのだと感じます。
そして、その当たり前のことに感謝して大切に生きなければならないと感じます。
【ご両親より】
現地時間の8月8日午前6時より奈緒の心臓移植が
開始され、午後3時ころ医師より無事終了したと
報告をうけました。
トラブルもなくすべて順調におこなわれたそうです。
術後1週間が経ちましたが、
まだ麻酔が完全に抜けきっていないため
眠っている時間は長いですが、
時折目を覚ましこちらの呼びかけにも反応して
声にならない声を発しようとしています。
また、奈緒の胸に目を向けると
皮下で力強く心臓が鼓動しているのがよくわかり、
足先のぬくもりは確かに体中を血液が循環しているのだと実感できます。
そして、
昨年の6月以降いままで奈緒の体につながれていた
補助人工心臓装置は今はもうありません。
奈緒が自分の力で自分の命を維持しているのです。
この当たり前のことにとても感謝しています。
心臓移植という大きなハードルを乗り越えることが
できたのも、こども病院、東大病院、コロンビア大学病院の皆様、そしてこれまで私たち家族をご支援してくださった支援者ならびに救う会の皆様のお陰です。
本当にありがとうございました、
心から感謝申し上げます。
奈緒にとりましては今後も乗り越えなくてはならない試練がたくさんありますが、
持ち前の頑張りできっと乗り切ってくれると私たちは信じています。
最後に、奈緒のドナーとなってくださったお子様の
ご冥福を心からお祈りすると共に、
そのご家族の慈愛に満ちた深い愛情に
心から御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
吉岡 淳・陽子